80 ドルの中国製スマートフォン、ケニアで売れまくり
2011年8月22日 11:30
eggy 曰く、
今年の初め、中国の通信機器メーカー Huawei がケニヤの大手通信会社 Safaricom を通じてスマートフォンの IDEOS をリリースしたところ、飛ぶように売れているという。IDEOS は一台 80 ドルで販売されているが、一日 2 ドル未満で生活する人が人口の 4 割を占めるケニアにおいて既に 35 万台以上も売れているとのこと (Singularity Hub の記事、本家 /. 記事より) 。
当然値段からしても分かるように iPhone などと比較した場合は機能的に劣る。だがスマートフォンとして十分に機能するとのことで、バッテリーがすぐに切れてしまうこと以外はさして気になるような問題はないそうだ。そして何より重要なのが、開発途上国でお手頃な価格を実現したことである。
IDEOS のアフリカ市場での成功は、オープンソースの Android が「万民のためのスマートフォン」であることを示しており、また「価格的なパフォーマンスの良さ」が同技術を一気に広める起爆剤となっており「この流れは止めることが出来ないであろう」としている。
スラッシュドットのコメントを読む | テクノロジー | Android