ドニエプル、小型衛星7基を打ち上げ

2011年8月19日 11:00

 ロシア連邦宇宙局とISCコスモトラス(ISC Kosmotras)社はモスクワ夏時間8月17日11時12分(日本時間16時12分)、小型衛星7基を載せたドニエプル・ロケット(Dnepr)を、ヤースヌイ宇宙基地(Yasny Launch Base)から打ち上げた。

 打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから数分後、7基の衛星をそれぞれ所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。ドニエプル・ロケットの打ち上げは昨年6月以来、約1年ぶり。

 搭載された小型衛星はナイジェリアの「NigeriaSat 2」と「NigeriaSat X」、ウクライナの「Sich 2」、トルコの「RASAT」、イタリアの「EDUSAT」、アメリカの「ApprayzSat-5」と「ApprayzSat-6」の7基。また、今回の打ち上げには、ウクライナのアビオニクス「BPA-2」も搭載されていた。

 ドニエプル・ロケットは大陸間弾道ミサイル「R-36M」を改造した3段式のロケットで、ISCコスモトラス社が運用を担当している。

 ■17 августа 2011 года осуществлен успешный пуск ракеты РС-20 по программе "Днепр"
http://www.kosmotras.ru/news/109/

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