トヨタ、次期「GS350」を発表 次世代レクサスの先駆モデル

2011年8月19日 11:49

 トヨタ自動車は18日、高級車ブランド「レクサス」のセダン「GS350」の次期モデルを発表した。2012年初めに世界で発売する予定。

 同社によると、次期GS350は「大人4人が高速で快適に長時間移動できる空間」を実現した上で、「所有する喜び」「操る楽しさ」「感性に響くラグジュアリー性」を凝縮させたモデル。

 デザインについては、レクサスの独自性を継承した逆台形のアッパーグリルとロアグリルを組み合わせ、一体化した「スピンドルグリル」を採用。今後のレクサスフェイスの方向性を示唆しているという。

 エンジンは、3.5リッターV6エンジン「2GR-FSE」を搭載。クラス世界最高レベルのエンジン性能を実現したという。また、プラットフォームを一新するとともに新開発のサスペンションを採用。優れたコーナリングパフォーマンスなどによる楽しさと快適かつ硬質な乗り心地を両立したとしている。

 米国トヨタの声明によると、レクサス・グループのバイス・プレジデント兼ジェネラル・マネージャーのMark Templin氏は「今日、中型の高級車の買い手はより魅力的なドライブ体験、スタイリングを求めている」「次期GS350では、彼らが求めている以上のものを提供する」とコメントしている。

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