Zucks、iPhone/Androidアプリ向け無料解析SDKに課金計測の機能を追加

2011年8月18日 15:40

 ECナビ子会社のZucksは18日、iPhoneおよびAndroidアプリ向け無料解析SDKに課金計測機能を追加したと発表した。課金率の計測や課金ユーザーごとの平均課金単価などが解析できるようになる。

 今回の課金計測機能の追加で新たに測定できるデータは下記の通り。

・アプリ内課金売上:アプリ内課金の合計金額
・アプリ内課金UU:アプリ内課金を行ったユーザーのユニーク数
・決済件数:アプリ内課金の発生件数
・ARPPU:Average Revenue Per Payed User(課金ユーザー1人当たりの平均課金金額)
・ARPU:Average Revenue Per User(ユニークユーザー1人当たりの平均課金金額)
・課金率:全ユーザーにおける課金ユーザーの割合
・LTV:ライフタイムバリュー(顧客生涯価値。一人当たりのユーザーが生涯にもたらす価値もしくは利益のこと)

 Zucksでは、スマートフォン向け成果報酬型広告の提供も行っており、広告出稿する場合には、今回の解析SDKと同一の管理画面で運用することができる。ユーザーのアプリの利用動向や課金動向に加えて、広告出稿からの効果分析も一括管理が可能となるため、同社は運用コストが軽減できるとしている。

 同社はキャンペーンとして、成果報酬型広告の掲載を申し込み、アプリ解析SDKを実装した無料アプリ運営者の中から先着10名に対して、3,000DL分のプロモーションを行う。対象はAndroidアプリのみ。

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