【銘柄診断】翻訳センターは9月中間の利益進捗率96%、増額が有力になる

2011年8月14日 13:37

■直線的な出直り相場に期待

  翻訳センター <2483> は震災後は低調なもみ合いに終始していたが、8月1日には1030円の戻り高値を示現、出直り相場入りの兆候を強めていた。

  発表前を前にした業績についての期待感が盛り上がったためだが、全般の急落に抗しきれず、そこからは一段安へ売り込まれる展開。9日に発表された決算は想定どおり好調、ここからは仕切り直しの戻り相場への発展が有力だ。

  今2012年3月期第1四半期決算は特許会社、医薬品メーカー外資系通信企業、国内電機メーカー、金融関連企業など、ほぼ全分野にわたり売上げを伸ばした。結果、営業利益は5800万円と前年同期比29.4%増の好業績につながった。

  こうした中で中間決算の営業利益6000万円(前年同期比43.4%減)の見通しを据え置いている。第1四半期の進捗率96%の実態での据え置きは、増額修正必至の見方を呼び込む方向が予想される。配当利回りも4.3%にまでアップ、直線的な出直り相場が期待できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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