<姫の男>第6話 パク・シフ演じるキム・スンユ式「マナーハンド、マナーフット」

2011年8月11日 23:09

 捨てるところが全くない「玉ねぎのような魅力」で女性の心を捕らえている、韓国KBS水木ドラマ「姫の男」(脚本チョ・ジョンジュ、キム・ウク、演出キム・ジョンミン)主演のパク・シフ。彼が演じるキム・スンユの「マナーハンド、マナーフット」が視聴者たちの注目を集めている。

 「マナーハンド」とは、日頃から女性に対して気を配り、体への接触を最小に抑えようとする男性の努力を称える言葉で、最近男性スターたちの「マナーハンド」が話題になっている。こうしたトレンドの中、ドラマ「姫の男」のキム・スンユ(パク・シフ)も「マナーハンドとマナーフット」を披露し、よくある正義の主人公とは違う「ワンジョナム(完璧な朝鮮男児)」キム・スンユ式「マナーハンドとマナーフット」がネットユーザーたちの間で大きな話題となっている。

 先週放送された「姫の男」第6話で、キム・スンユはキョンヒェ姫(ホン・スヒョン)を捜しに馬に乗って出発しようとするセリョン(ムン・チェウォン)の後に乗り込み、セリョンが落ちないよう彼女の腰をさり気なく支えて走る「マナーハンド」を披露した。また、一緒に乗った渡し船が傾き、他の人がセリョンの方に倒れて来そうになったところを彼女の肩を瞬間的に抱えたり、馬に乗るときに脱げてしまった履物をセリョンの足にさっと履かせてあげるなど、完璧な「マナーハンド」を披露した。

 また、渡し船の中でセリョンに目を付けたならず者がセリョンのそばに座ろうとした瞬間、スンユは足をすっと出して防ぎ、そのならず者に「場所代」を渡すとセリョンの横に悠然と座った。そんなスンユの行動に、新しく「マナーフット」という言葉も誕生した。

 「ワンジョナム(完璧な朝鮮男児)」から「タルジョナム(甘ったるい朝鮮男児)」まで、様々な魅力で視聴者たちの心をときめかせているキム・スンユ。彼の「マナーハンド、マナーフット」は多少ストイックに見えるが、「私の女は私が守る」という心が感じられる「真摯なマナー」なのだ。

 視聴者たちは「セリョンを守ろうとするスンユの真摯なマナーハンドとマナーフット!!本当に素敵!」「セリョンが馬に乗っている時、スンユが後から腰を支えてあげる場面にときめいた」「朝鮮男児って、なんであんなに魅力的なの?毎週水木の夜は『スンユ病』にかかって眠れない!」など、スンユにすっかりはまっている様子。

 「姫の男」の製作社である韓国KBSメディアの関係者は、「これまではスンユがセリョンを気遣う姿が描かれてきましたが、第7話では、この暑い夏の夜に視聴者たちが眠れなくなるほど見応えのあるスンユとセリョンカップルのロマンスが描かれる予定ですので、期待していてください」と伝えた。

 スヤン大軍の兄ムンジュン(チョン・ドンファン)の死で、キム・ジョンソ(イ・スンゼ)とスヤン大軍(キム・ヨンチョル)の対立が激化する中、スンユとセリョンの切なさあふれる抱擁が描かれて緊張感が最高潮に達した水木ドラマ「姫の男」は、水木夜9時55分から韓国KBSで放送されている。(翻訳:萩庭雅美)

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