東北新幹線が全面復旧 9月23日から通常ダイヤで運転

2011年8月11日 19:12

 JR東日本は11日、東日本大震災の影響により、福島~一ノ関間で徐行運転を行っている東北新幹線について、復旧作業が進み全面復旧の見通しがたったため、現在の特別ダイヤから震災前のダイヤに戻し、9月23日から通常ダイヤでの運転を開始すると発表した。

 通常ダイヤは、今年3月5日(「はやぶさ」運転開始時)の定期列車のダイヤとなる。現在の特別ダイヤに比べて所要時間が短縮となり、運転本数も、東京駅発着列車で6本増えて167本となる。

 「はやぶさ」は、運転本数(東京~新青森間2往復、東京~仙台間1往復)に変更はないが、宇都宮~盛岡間で300km/h 運転を再開し、所要時間(東京~新青森間下り最短)は20分短縮される。(現在の特別ダイヤでは、宇都宮~福島間、一ノ関~盛岡間で300km/h 運転を行っている)。

 また、現在「はやぶさ」は、徐行に伴い、「はやて・やまびこ等」と同額の特急料金となっているが、9月23日からは所定の「はやぶさ」の特急料金となる。

関連記事

最新記事