<姫の男>第6話 パク・シフVSソン・ジョンホ、竹馬の友から敵に・・・

2011年8月10日 10:54

 最高視聴率17.0%(ニールセンメディアリサーチ全国基準)を記録し、韓国水木ドラマの王座に就いたKBS「姫の男」(脚本チョ・ジョンジュ、キム・ウク演出キム・ジョンミン)で竹馬の友を演じるパク・シフとソン・ジョンホが、お互いの未来を暗示する激しい「対決」を繰り広げる。

 ドラマの中でスンユ(パク・シフ)とシンミョン(ソン・ジョンホ)はお互いを頼りあう無二の親友として、これまでユリョンカップル(スンユとセリョンから一文字ずつとって)を救うなど厚い友情を見せてきた。

 3日放送された第5話ではスンユを危険に陥れた首陽大君(キム・ヨンチョル演)側に立つシンミョンの父親シン・スクジュ(イ・ヒョジョン演)の裏切りに「もういい。父親の世界なんてオレには関係ない。オレはオレだ」と変わることのない男の友情を誓っていた。

 しかし、その「父親の世界」が彼らを少しずつ遠ざけていく。第6話ではセリョン(ムン・チェウォン演)のことで葛藤するスンユがその悩みを振り払うためひとりで剣の練習に励んでいるところにシンミョンが現れ、二人の剣の対決につながる。鋭くぶつかり合う2つの剣はまるでお互いに向かって剣を突きつける二人の運命を暗示しているようで、視聴者の目を引き付けることになるだろう。

 これまでのスンユとセリョンのロマンスのように、男の厚い友情とその裏切りもまたこのドラマをおもしろくしている魅力の一部だ。予告編では既に父親が首陽大君側につき、愛と野望のため徐々に暗黒の中に入っていく冷血なシンミョンに変わっていくことを予告し、窮地に陥ったスンユをどうやって更に追い詰めるか視聴者の関心が集中しているところだ。

 これに対しソン・ジョンホは「シンミョンは首陽大君側に立った父親、そしてセリョンと結婚の話まで出ている状況の中、自身の野望と親友との友情のはざまで混乱し悩んでいる。常にスンユの次の存在でしかなかったシンミョンがこれからどう変わっていくか期待して欲しい」と話した。

 第6話では首陽大君が「シンミョンは将来お前の夫になる男だ」とセリョンに言い、スンユ、セリョン、シンミョンの三角関係が本格的にスタートする。(翻訳:宮本りさ)

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