【銘柄診断】クラウディアは今期減額も利益水準高い、8月期末配当取り活発化
2011年8月9日 14:05
クラウディア <3607> は9日、33円高の1229円まで上げて続伸している。7月1日に震災後の高値1260円を示現したが、その当日に今2011年8月期の業績について下方修正を発表、以後調整場面を余儀なくされていた。ただ、それも7月19日の1180円で目先底を確認する動きとなっている。
東日本大震災による被害、冠婚行事の自粛ムード等から、主に首都圏に所在する貸衣裳店の婚礼衣装の受注キャンセル、及び買い控えが発生。今8月期について従来の営業利益19億8000万円の見通しが16億円(前期15億4900万円)に引き下げられた。ただ、それでもピーク利益2009年8月期の16億800万円にほぼ並ぶほどに利益水準は高い。
震災による影響が一巡する来2012年8月期は利益好転が想定されるだけに、株価もそこらあたりを予見する展開に入りそう。今8月期末に年40円の高配当を一括実施の予定で、利回り狙いの買いが月末に向け盛り上がる方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【銘柄フラッシュ】ラックHDは年初来高値更新、チップワンストップはS高買い気配(2011/08/09)
・【銘柄フラッシュ】パナソニック、シャープ、ソニー、TDKは年初来安値更新(2011/08/09)
・株式評論家・犬丸正寛の『時を買え投資法』で着実に稼ぐ、メールマガジン創刊!シンプルに的確に注目銘柄を紹介(2011/06/08)
・プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2011/06/08)