Facebookのランディ・ザッカーバーグ曰く「インターネットの匿名性は無くすべき」

2011年8月5日 17:17

 あるAnonymous Coward 曰く、

 Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグの姉であり、同社でマーケティング担当を務めるランディ・ザッカーバーグが「インターネットにおける匿名性は無くすべきである」と発言したことが本家/.で話題となっている(NetworkWorldGeekなページ)。これに対し、Electronic Frontier Foundationなどが反論を出す事態になっているようだ。

 発言が出たのは雑誌Marie Claireが主催したソーシャルメディアに関するパネルディスカッション。ランディ・ザッカーバーグ曰く、「インターネットにおける匿名性は無くすべきである。自分の本名が明らかになっている状態の方が、人間は行儀良く振る舞うものだ。こそこそと匿名性の後ろに隠れると、何でも言いたいように言えるように思えてしまうのではないだろうか」とのこと。

 Facebookが自社サービスで実名を登録することを原則とするのは自由だろう。しかしそれをインターネット全てに広げて論を展開するのはいかがだろうか、匿名性の排除はより礼儀正しい場を作るどころか表現の自由を奪うことになるだろう、と記事では指摘している。

 スラッシュドットのコメントを読む | インターネット | Facebook

 関連ストーリー:
平成23年警察白書:ネット上の治安は順調に悪化。モラルもマナーも現実社会より悪い 2011年07月27日
ネットの「匿名文化」、今後はどうなる ? 2011年07月26日
Wikipedia、多重アカウントの使用に強硬な態度で臨む方針へ 2011年04月26日

 

関連記事

最新記事