シャープ、明るいLED電球「ELM」 全般配光形で業界最高

2011年8月5日 16:13

 シャープは5日、業界最高の明るさを実現したというLED電球「ELM(エルム)」を8月27日から発売すると発表した。E26口金のタイプは、白熱電球60W形相当の明るさを持つ。

 E26口金の「DL-LA83N」は、明るさが820ルーメンで、光の広がりが180度以上の全般配光形LED電球としては、業界最高の明るさを実現したという。また、新設計の「光拡散レンズ」を搭載することで広範囲の広がりを実現した。直進性の強いLEDの光を広範囲に広げるため、ペンダントライトやリビング照明などに適しているという。

 消費電力は9.2Wで、同程度の明るさの白熱電球60W形(消費電力54W)の約17%(約6分の1)。同社の目安では、1日10時間、1カ月(30日間)使用した場合で電気代が約61円になる。

 E17口金小形の「DL-JA4AN」は、明るさが小形白熱電球40W形に相当する460ルーメン。白熱電球用/LED電球用の調光器に対応し、明るさを調整できる。 国内で販売するE17口金小形電球タイプで調光器対応のLED電球ではトップクラスの明るさという。

 「DL-LA83N」は9月23日に発売し、「DL-JA4AN」は8月27日に発売する。いずれも価格はオープン。

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