【銘柄診断】フルキャストホールディングスが反発、もみ合いのなか反騰態勢をうかがう動き
2011年8月1日 19:31
フルキャストホールディングス <4848> は1日、860円高の2万1100円と反発した。株価は6月20日の1万8600円を底に安値圏での低迷が続いていた。
今2011年9月期の3月中間決算は営業利益8億8100万円と前年同期比112%増を記録した。今9月期についても営業利益は17億500万円と前期比28%増を見込むなど業績は好調。ただ今9月期の営業利益については当初の21億2500万円から17億500万円へ減額されたもので、そこらあたりが株価の評価を落としているようだ。今9月期の減額修正については子会社の株式譲渡に伴い連結子会社から持分法適用へ変更になったことによるもの。
ただ、今国会では継続審議となる模様だが、製造業への派遣を原則禁止する労働者派遣法改正案が先行きの懸念材料として底流にあり、株価の重石になっている。もみ合いのなか反騰態勢をうかがう動きとなろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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