東日本高速道路、東北無料化1ヶ月の状況発表 ICの出口交通量は1.2倍増
2011年7月29日 16:57
東日本高速道路は28日、東日本大震災による被災者支援及び当面の復旧・復興支援として、6月20日から開始された東北地方無料措置1ヶ月後の状況について発表した。
無料措置後(4週目)の主な断面交通量は、東北道の仙台南IC~仙台宮城IC間で日平均5万4,700台/日、措置前に比べ1.3倍に増加した。また、常磐道の水戸IC~那珂IC間で日平均5万1,300台/日、措置前に比べ1.6倍に増加した。
無料措置後(4週目)の無料措置対象エリア内のICの出口交通量は、日平均50.8万台で、措置前に比べ1.2倍に増加した。また、東北道の仙台宮城ICでは日平均1万5,100台(内無料措置車9,600台)で、措置前に比べ1.3倍に増加した。
無料措置後(4週目)の無料措置対象エリア内のETC利用率は、24.0%で措置前に比べ49.0ポイント減少した。
無料措置後(4週目)の渋滞の状況は、料金所において日平均27箇所で発生し、そのうち本線におよぶ渋滞は、日平均7回発生した。措置後1週目の渋滞状況と比べると、料金所の渋滞は1箇所、本線の渋滞は2回減少した。