任天堂、8月11日から「ニンテンドー3DS」を1万円値下げの1万5千円に
2011年7月28日 17:28
任天堂は28日、「ニンテンドー3DS」のメーカー希望小売価格を、8月11日から現行の2万5000円から1万円値下げし、1万5000円に変更すると発表した。今年2月26日の発売からわずか5ヶ月での大幅な値下げは異例のこと。
「これから対応ソフトが充実してくる年末商戦に向け、ニンテンドー3DSの普及に勢いをつけるため、値下げを実行する」と同社はコメントしている。
一方、海外についても、値下げの幅や時期は異なるが、7月から9月に値下げを実施する予定。
また、2011年8月10日までにニンテンドー3DSを購入した顧客に対し、同社は、「アンバサダー・プログラム」と称して、9月1日から、ファミコン・バーチャルコンソールタイトルを10タイトル無償配信する。配信する予定のタイトルは、スーパーマリオブラザーズ、ドンキーコングJR.、バルーンファイト、アイスクライマー、ゼルダの伝説など。
同社によると、同タイトルは、年末までに配信予定のファミコン・バーチャルコンソールタイトルを先行配信するものだが、後に追加機能のある正式版が有償配信された際に、無償でアップデートすることができるという。
さらに、年内に、ゲームボーイアドバンスのバーチャルコンソールタイトルを10タイトル、無償配信する。配信するタイトルは、スーパーマリオアドバンス3、マリオカートアドバンス、メトロイドフュージョン、メイドインワリオ、マリオvs.ドンキーコング。
同社によると、これらのタイトルは、「アンバサダー・プログラム」参加者のみへの配信を予定しており、ニンテンドー3DS用としては将来も販売の予定はないという。
なお、「アンバサダー・プログラム」に参加するには、8月10日23時59分までに、ニンテンドー3DSをインターネットに接続し、『ニンテンドーeショップ』に一度アクセスする必要がある。一度でもアクセスすれば、同プログラムの参加者として登録される。
加えて、同社は、年末商戦に向けて発売を予定しているニンテンドー3DS専用ソフト「スーパーマリオ3Dランド」を11月に、また「マリオカート7」を12月に、それぞれ発売することが決定したとあわせて発表した。