自分の子が似ていたらなあと思う韓国男女芸能人1位は「イ・スンギ、キム・テヒ」

2011年7月27日 18:32

 韓国で「男児選好(女児よりも男児を望む)」はもう昔の言葉のようだ。姙娠出産育児用品の展示会「ベペ・ベビーフェアー」を主催するベペが、「ベペ・ママスクール」に参加したママ予備軍400人を対象にアンケート調査を実施した結果、回答者の68%(270人)が「最初の子は女の子がいい」と答え、「女児選好(男児よりも女児を望む)」が男子選好を2倍上回ったたことが明らかになった。

 ママ予備軍たちは、女の子をより好む最大の理由として「娘を育てる方が楽しそう」(34%、93人)が上がった。「同じ女としてママの心をよりわかってくれそう」(33%、90人)「息子より娘の方が親にちゃんと接してくれる」(20%、54人)などが後に続いた。「最近では娘の方が優位な社会的風潮があるので、それに付いて行きたい」(11%、30人)、「主人と舅姑が望んでいる」(1%、3人)との意見もあった。

 一方、「男の子を産みたい」と答えたママ予備軍は33%(130人)に過ぎず、女の子と答えたママ予備軍の半分にも及ばなかった。 男の子を望む理由としては「主人と舅姑が望んでいる」(32%、41人)が一番多く上がり、相変らず祖父母世代と男性たちには男子選好思想が残っていることがわかる。続いて「息子がいれば家の雰囲気が活発になる」が30%(38人)、「時代が変わってもやはり息子が頼りになる」18%(24人)、「家の代を引き継ぐとなれば、息子が必須」16%(21人)、「安定した老後を過ごせるように」 5%(6人)などの意見があった。

 一方 、「自分の子が似ていたらなあと思う男芸能人」は「オムチンア(家庭環境、性格、勉強、見た目などあらゆる面で優れた青年)」を代表する歌手イ・スンギが過半数を超えて54%(215人)の支持を受け、余裕の1位となった。この5月に兵役を終えた俳優チョ・インソンは服務期間中の空白があったにもかかわらず、ママ予備軍たちの関心は相変わらず高く26%(105人)を占めて2位となり、男性歌手グループBIGBANG(ビッグバン)のリーダー、G-DRAGON(ジードラゴン)13%(52人)、俳優チャ・スンウォン6%(25人)が後に続いた。

 女性芸能人ではやはり「オムチンタル(家庭環境、性格、勉強、見た目などあらゆる面で優れた女性)」のイメージが強い女優キム・テヒ38%(152人)が1位となり、現代のママ予備軍たちは柔らかい容貌と真面目で頭の良いイメージを好むんでいることがわかった。2位はCFクイーンの女優シン・ミナ32%(127人)、3位はこの前放送が終了した人気ドラマ「最高の愛」のヒロイン、コン・ヒョジン、国民的アイドル少女時代のメンバー ユナで、それぞれ11%(45人)となった。

 ベペのイ・グンピョ代表は「女性の社会的地位の向上と家名を残すことに対する親世代の意識の変化が女児選好を更に強めた」、「最近は“タルパボ(娘親ばか)”という言葉が生まれるほど娘を育てる楽しみにすっかりハマっている親たちが多い」と語った。

 第20回ベペ・ベビーフェアーは8月11日から14日までの四日間、KOEX1階ホールAとホールBで開催される。(翻訳:中川)

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