【銘柄診断】サダマツはベトナム工場が業績成長の原動力に、再上昇をうかがう

2011年7月27日 16:38

■再び上昇力を強める方向を予想

 サダマツ<2736>(JQS)は7月6日に110円の年初来高値を示現するなど、ここ上昇力を強める展開になっている。そのベースは7月14日に発表された今2011年8月期の好業績。

 その好業績を先取りして7月6日に高値まで買われたものの、実際に発表された決算は第3四半期累計決算こそ営業利益1億4000万円(前年同期比96.3%増)と好調だったが、今8月期通期の営業利益2億4000万円(前期比39.7%増)が据え置かれ、その後は利食い売りが優先する展開になっている。

 同社は九州を中心に、関東、関西に出店する宝飾品専門店チェーン。大震災直後の3月こそ売上げを落としたが、それを除くとジュエリー需要は堅調に推移している。特にベトナム子会社を抱えそこで作られる製品が親会社サダマツの利益率向上に大きな貢献を果たしている。ベトナム工場は中長期的な同社の業績向上の原動力になるものと思われる。今後は先行きを展望する形で株価は再び上昇力を強める方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【銘柄フラッシュ】エステーや東光電気が高く東京電力は下落率1位(2011/07/27)
【注目の決算発表】東映アニメは業績上方修正で減益転換率を縮め5連騰(2011/07/27)
LED照明関連銘柄特集=LED照明関連銘柄一覧(2011/05/04)
クラウドコンピューティング(cloud computing)関連銘柄一覧(2011/06/21)

関連記事

最新記事