原発事故収束へ 緊張感もって対応と官房長官
2011年7月27日 11:00
枝野幸男官房長官は26日、天野之弥IAEA事務局長が東京電力福島第一原発を視察し、収束に向け計画的に取り組んでおり、見通しが明るいとの見解を示したことに対し、記者団から感想を聞かれ「収束に向けて一定の評価を頂いたことは前向きに受け止めたい」と語ると共に「小さなトラブルはあるが、着実に収束に向けて進んでいる」との現状認識を示した。
そのうえで「周辺住民のみなさんをはじめ、国民のみなさんの心情からすれば、もっと早く、より確実にとの思いが強いだろう。気を緩める状況でないと思っている。緊張感を持って対応していきたい」と引き続き、ステップ2の前倒しが実現できるよう気を引き締めて対応していくとの姿勢を示した。
(編集担当:福角忠夫)