【銘柄診断】森下仁丹は早くも中間決算を増額、通期増額先取り相場入りが有力
2011年7月26日 18:46
森下仁丹 <4524> が浮揚力を強めてきた。6月21日には262円と、震災後の安値251円に対応する2番底形成を余儀なくされるなど低迷が続いていた。しかし、6月27日に今2012年3月期の9月中間決算について早くも増額修正が表面化、それを契機に見直し人気が高まってきている。
東日本大震災による業績への影響を大きく見込んでいたが、ヘルスケア事業およびカプセル事業とも業績への影響が当初予想と乖離しているとして、9月中間決算の営業利益を当初の5000万円の損失から3000万の黒字(前年同期1億200万円の損失)へと修正した。5月12日の開示からわずか1か月半の増額修正とあって、業績がかなりの鋭角度で持ち直してきていることがうかがえる。
今回は据え置いた今3月期通期の見通しについても今後増額に踏み切る可能性はかなり強い。相場はまだ9月中間決算の増額を織り込み始めた段階に過ぎない。そこからさらに通期の増額織り込みへと向かい、1月25日の年初来高値更新へと相場がスケールアップしていくことになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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