【銘柄診断】プレステージインターナショナルは今期の好業績評価機運が強まる
2011年7月22日 13:41
プレステージインターナショナル <4290> は震災後の3月15日に8万5500円の安値をつけたが、そこから快調な引き戻しを見せ、6月27日には16万2500円の年初来高に躍り出た。3か月で90%高だからかなりパンチ力のある戻りであったと言える。
前2011年3月期の営業利益は前々期比4.1%減にとどまったが、今2012年3月期は26億5000万円と15.6%増益を見込む好業績がストレートに評価されている。同社は海外旅行損害保険加入者向けの日本語による24時間緊急コールセンター業務や、自動車保険加入者向けの出張修理、車両搬入の手配などのサービスを業務受託する。現在は成長事業であるロードアシスト事業、インシュアランス事業、プロパティアシスト事業に経営資源を集中させ、事業拡大を図っている。
具体的には2012年操業予定で新規秋田BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)センターを建設しており、今後の事業拡大に大きな役割を果たすものと期待される。認知度の低さから株価が割安に放置されていたため、その修正高の動きが起こっているようだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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