【銘柄診断】フォスター電機は米アップル社好決算で業績期待高め急反発
2011年7月20日 19:23
フォスター電機 <6794> は２０日、２５円高の１５２０円と変わらずを挟み４営業日ぶりに急反発した。１９日の米国市場で、取引終了後に発表したアップル社の４～６月期業績が、売り上げ、純利益とも大きく伸びて過去最高を更新、株価が、時間外取引で大幅高となったことに関連して、フォスターの業績への連動思惑を高め、下げ過ぎ訂正買いが再燃した。
アップル社の好決算は、ｉＰａｄ、ｉＰｈｏｎｅの販売台数が大きく拡大したことが要因となったが、同社はｉＰｈｏｎｅなど向けにヘッドホン・ヘッドセットなどを納入しており、同社が７月２８日に発表を予定している今３月期第１四半期（１Ｑ）業績への好波及が期待された。
株価は、東日本大震災発生で年初来安値１３８４円まで急落し、いったん１９００円台まで戻したが、前期業績が期初予想を下ぶれて減益転換して着地し、今期の増益転換予想業績が、市場コンセンサスを下回るとして再度、１４５３円安値まで調整した。ＰＥＲ７倍台の下げ過ぎ訂正を試そう。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）
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