アトランティス、国際宇宙ステーションとドッキング解除

2011年7月20日 11:30

 スペースシャトル・アトランティス(STS-135)はアメリカ東部夏時間7月8日2時28分(日本時間15時28分)、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングを解除し、帰還の最終準備に入った。

 アトランティスの搭乗クルーらは、第28次長期滞在クルーと別れを告げ、ハッチは7月18日10時28分(日本時間23時28分)に閉められた。

 今回のSTS-135ミッションでは1回の船外活動が実施され、ISSの補修作業などが行われた。また、科学機器や水再生システムの部品なども運ばれた。

 ドッキングを解除したアトランティスは、軌道上で耐熱システムの最終チェックを行い、帰還の準備に入る。帰還はアメリカ東部夏時間7月21日5時56分(日本時間18時56分)に予定されており、ケネディ宇宙センターに着陸する。

 今回がスペースシャトル最後のフライトで、1981年4月の初飛行から約30年間の歴史に幕を下ろす。

 写真=NASA。

 ■NASA - Space Shuttle
http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html

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