東芝、米子会社で個人情報漏洩 サーバーに不正アクセス

2011年7月17日 07:07

 東芝は16日、米子会社「東芝アメリカ情報システム社(Toshiba America Information Systems, Inc.、以下TAIS)」の製品顧客登録情報などを管理する一部のサーバーに対して外部から不正アクセスがあり、顧客のメールアドレスなど個人情報が漏洩したことが判明したと発表した。現在、TAISでは、直ちに当該サーバーを停止し、詳細の調査に着手しているという。

 不正アクセスされたサーバーには7,520人分の顧客情報があり、その内681人分のメールアドレス、パスワードの情報漏洩が確認されている。なお、「クレジットカード情報や社会保障番号等は当初から登録されていない」と同社は報告している。また、当該サーバーに情報が登録されていた顧客には、情報漏洩した可能性がある旨をTAISから通知したという。

 「当社グループは、本件の詳細な調査を継続するとともに、再発防止のために顧客情報の保護やシステム管理の強化を徹底していく」と同社はコメントしている。

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