ソユーズロケット、次世代通信衛星6基を打ち上げ
2011年7月15日 11:30
ロシア連邦宇宙局はモスクワ夏時間7月13日8時27分（日本時間11時27分）、グローバルスター（Globalstar）社の次世代通信衛星6基を載せたソユーズロケット（ソユーズ2-1a）を、バイコヌール宇宙基地から打ち上げた。
打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約1時間30分後に、衛星をそれぞれ所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。
グローバルスターは同社が運営している衛星デジタル通信システムで、低軌道に40機の通信衛星を配置し、世界のほぼ全域をカバーできる衛星携帯電話や衛星通信サービスなどを提供している。
今回打ち上げられた次世代通信衛星はタレス・アレニア・スペース社（Thales Alenia Space）が開発・製造したもので、1基あたり重さ約700kg、耐用年数15年。次世代通信衛星の打ち上げは昨年10月に続き、今回が2回目で、グローバルスター社は年内に、さらに12基の次世代通信衛星を打ち上げる予定となっている。
■Российский ≪Союз≫ с американскими спутниками успешно стартовал с Байконура
http://www.roscosmos.ru/main.php?id=2&nid=17537
【関連記事】
・ソユーズロケット、軍事偵察衛星を打ち上げ
・ギアナでソユーズロケットの打上げリハーサル
・ソユーズロケット、軍事通信衛星を打ち上げ
・ギアナからソユーズロケット、年内に打ち上げ
・ソユーズロケット、測位衛星「グロナスK」を打ち上げ