【銘柄診断】アライドテレシスHDは自己株消却による需給好転受け一段高指向
2011年7月14日 19:49
アライドテレシスホールディングス <6835> は自己株の消却発表を契機に一気に底値圏を離脱してきた、発行済み株式総数の26.92%にも達する自己株の消却とあって、市場にとってもビッグサプライズと受け止められたようだ。
需給好転をバックにさらに一段高狙いへの相場が期待されたが、今2011年12月期の業績について減額修正を発表していることがネックになっているようだ。欧米における公的機関のプロジェクトの遅延や、日本での東日本大震災の影響による受注案件の延期および縮小などが響き今12月期について営業利益を当初の16億5000万円から12億6000万円(前期22億3000万円)に下方修正した。
ただ、後半にかけては延期案件の再開や期ずれによる売上増加など業績の回復が見込まれる状況で、前半の低迷をそのまま反映した今12月期通期については上振れの要素を含んでいると思われる。値固めをしながら業績動向をウオッチする展開となりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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