ドコモ「Xi」の料金体系を帯域制限+定額方式に ?

2011年7月12日 10:00

  kineko 曰く

 NTT ドコモが、LTE 方式のデータ通信サービス「Xi」の料金プランを現行の従量課金方式から一定のデータ量を超えると帯域制限をかける定額方式に変更することを検討している (ITmedia +D モバイルの記事より) 。

 現在 Xi の料金プランは、2 年契約をすると 5 GB まで月額 6510 円、それ以降は 2 GB ごとに 2625 円が加算される従量課金方式になっている。データ量が 5 GB に達した時点で月内の利用をストップする無料サービスも提供するが、使い続けるためには追加料金を払わなくてはならない仕組み。実際にはスタートキャンペーンが適用されるため、2 年契約をすれば 2012 年 4 月 30 日まで月額 4935 円の定額で利用できるが、キャンペーン終了後の料金体系に不安を抱くユーザーも多い。今回の変更検討は 1 カ月間に総データ量が 5 GB を超えた場合、帯域制限をすることで公平性を担保しつつ、追加料金を不要とするもの。月の後半に 5 GB を超えた場合、数日我慢すれば翌月からはまた通常の通信速度で利用可能になる。追加料金を払うことで帯域制限を解除するような方法も検討しているとのこと。

 Xi 発表当時から言われていた、キャンペーン後に通信費の上限が無いと言う不安もこれでひとまず解消のようです。高速通信がゆえに、大容量のデータも短時間にダウンロードが出来、今までの感覚で利用すると制限にひっかかりやすくなると思います。上限対象になるとどれ位の速度に制限されるのか、Xi エリアと FOMA エリアでの制限の違いも気になる所です。

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