日本エンタープライズの前11年5月期連結業績は2ケタ増収大幅増益を達成

2011年7月10日 08:07

■「店頭アフェリエイト」は好調で、契約件数は大幅な拡大となる

  モバイルソリューション事業の日本エンタープライズ <4829> は、8日に前11年5月期連結業績を発表した。売上高2,370百万円(10年5月期比10.4%増)、営業利益266百万円(同76.9%増)、経常利益283百万円(同62.8%増)、純利益168百万円(同2.17倍)と2ケタ増収大幅増益を達成。

  同社の事業は、コンテンツサービス事業、ソリューション事業の2つに分けられる。コンテンツサービス事業では、「提供コンテンツの権利を自社で保有」する独自のビジネスモデルをベースとして有料会員数の拡大に努めた。また、ソーシャルアプリ・スマートフォン市場へも参入。中国では、事業ドメインを電子コミックの配信サービスとして位置付け、携帯電話向け電子コミックストア(漫魚)を開設し、電子コミックの配信を開始した。

  ソリューション事業では、企業の「携帯電話を活用したプロモーション」をはじめ、「モバイルサイト構築」「運用業務」「ユーザーサポート業務」「デパッグ業務」「サーバ保守管理業務」等、引き続き高いニーズがあった。また、携帯電話販売代理店向けにコンテンツ販売を成功報酬で行う「店頭アフェリエイト」は好調で、契約件数の大幅な拡大となった。

  今12年5月期連結業績予想は、売上高2,830百万円(前期比19.4%増)、営業利益280百万円(同4.9%増)、経常利益300百万円(同6.0%増)、純利益170百万円(同0.6%増)と増収増益を見込む。

  尚、前11年5月期末の配当は、業績が好調であったことから当初予想の100円を見直し130円(10年5月期80円)とすることを発表した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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