WiMAX2、光ファイバー並み100Mbpsの通信に成功
2011年7月7日 00:08
UQコミュニケーションズは6日、高速無線通信「WiMAX」の後継規格「WiMAX 2」の実証実験で、下り速度100Mbpsの通信に成功したと発表した。実用化されれば、現行の標準的な家庭用光ファイバー通信サービスと同程度の速度で無線通信が利用できることになる。
同社によると、東京都千代田区大手町周辺でモバイル環境でのWiMAX 2フィールドテストを20MHz帯域幅の電波を利用して実施し、下り速度100Mbpsを超える無線通信に成功した。今後は、2013年早期の実用化に向けて引き続き検証を進めていくという。
現行のWiMAXの通信速度は、下りが最大40Mbps。契約期間の縛りの無い定額制プランの場合、月額の利用料金は4,480円で、全国主要都市の周辺などをサービスエリアとしている。