最後のスペースシャトルの搭乗クルーが到着、打上げは7月8日
2011年7月5日 11:15
7月8日の最後の打ち上げに向けて、スペースシャトル・アトランティス(STS-135)の搭乗クルー4名は7月4日、ケネディ宇宙センター(KSC)に到着した。
アメリカ東部夏時間7月4日14時30分頃(日本時間7月5日3時30分頃)、搭乗クルー4名はT-38ジェット練習機に乗り、ジョンソン宇宙センターからケネディ宇宙センターに戻ってきた。
「9ヶ月間もの困難な訓練を経て、ここに戻ってこれたことを嬉しく思います。スペースシャトルの最後のフライトに向けて、私たちはワクワクしており、この忙しいミッションが終わった時、スペースシャトル計画を誇りに思うこととなるでしょう」
ケネディ宇宙センターに到着した後、今回のミッションで船長を務めるクリストファー・ファーガソン宇宙飛行士はこのように述べた。
アトランティスの打ち上げはアメリカ東部夏時間7月8日11時26分(日本時間7月9日0時26分)に設定されており、このミッションは多目的補給モジュール「ラファエロ」を搭載し、国際宇宙ステーション(ISS)に科学機器や水再生システムの部品などを運ぶ。
これがスペースシャトル計画最後の打ち上げで、救助ミッションの準備はなく、もしアトランティスに問題が起きた場合、宇宙飛行士らはISSに避難し、ソユーズ有人宇宙船による救助を待つことになる。
写真=NASA。
■NASA - Space Shuttle
http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html
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