【銘柄診断】アールテック・ウエノは主力製品の好調続く、実態再評価相場へ

2011年7月3日 07:34

  アールテック・ウエノ <4573> は震災後の安値から一段ゾーンを切り上げた水準でのもみ合い場面。前2011年3月期の好業績、及び今2012年3月期の続伸見通しの発表を契機に5月13日に11万7300円の高値を示現したが人気は長続きせず、その後は再びもみ合い場面に戻ってしまった。

  前3月期の営業利益9億9800万円(前々期比37%増)に続き、今3月期も営業利益11億4600万円(同14.7%増)を見込むなど業績は好調。ただライセンス契約の解消に伴う受取和解金9億7200万円を特別利益に計上したため今3月期の税引き利益が7億5200万円と前期比39.7%の大幅減益となることが目先妙味を削いだ点は否定できない。

  主力製品の緑内障・高眼圧症治療薬「レスキュラ」及び慢性特発性便秘症治療薬および便秘型過敏性腸症候群治療薬「アミティーザ」の2主力製品の市場拡大が続いており、中期的な成長余力はもっと見直されておかしくない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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