【銘柄診断】ティムコは山ガールに釣りガール人気も加わり今期は増収益を想定

2011年7月2日 14:56

  ティムコ <7501> は年初来600~620円のもみ合い場面を継続している。震災後の下降を数日で克服したが、5月9日の674円という急騰場面も後続なく短期の人気相場で終了してしまった。

  カラフルな『山スカート』など山でもファッションを楽しむ女性を中心に空前の登山ブームが巻き起こっているが、それにつれ女性物のバッグや小物類などアウトドア事業が好調。さらにここへきては、釣りガールと呼ばれるフィッシングにも若い女性の進出が目立っている。つれてソルトルアー(海釣用擬似餌)やフライフィッシングロッド(釣竿)などが新製品効果も加わり、売り上げを伸ばしてきている。

  このため今2011年11月期は売上げ27億7600万円(前期比2%増)、営業利益5800万円(同121%増)の増収益決算が見込まれている。それにも関わらずPBRは0.2倍の低評価にとどまっている。同社を取り巻く好環境を背景に、もみ合いで蓄えたエネルギーを放出する局面が訪れる可能性が強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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