【銘柄診断】ポイントは初開示の今期連続減益業績が市場予想下回り急反落
2011年7月1日 19:28
ポイント <2685> は1日、165円安の3330円と売られ4日ぶりに急反落した。30日大引け後に今2月期第1四半期(1Q)決算の開示とともに、4月の決算発表時に未定としていた今期第2四半期累計・通期予想業績を発表、通期純利益の連続減益を見込み市場コンセンサスを下回ることを嫌い利益確定売りが先行した。
今期通期業績は、売り上げ1160億円(前期比9%増)、経常利益141億円(同9%減)、純利益75億円(同10%減)と予想され、純利益は、市場コンセンサスを5億円下回る。
国内既存店売り上げを前期比4%減と見込み、新規出店を110店舗(国内93店舗、海外17店舗)、退店34店舗(国内31店舗、海外3店舗)と計画、積極的な新規出店策に伴い人件費や広告宣伝費などの経費負担が重くなったことが要因となる。
株価は、東日本大震災発生でつけた年初来安値2801円から売り方の買い戻しなどで3920円と震災前の水準を回復したが、その後の月次売り上げの伸び悩みなどから3500円を上値とする300円幅のゾーン展開が続いた。下値再確認が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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