ソユーズロケット、軍事偵察衛星を打ち上げ
2011年6月30日 11:45
ロシア国防省とロシア連邦宇宙局はモスクワ時間6月27日20時(日本時間6月28日1時)、軍事偵察衛星「コバルトM(Kobalt-M)」を載せたソユーズUロケットを、プレセツク宇宙基地から打ち上げた。
打ち上げられたロケットは順調に飛行し、「コバルトM」を所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。打ち上げられた「コバルトM」は「コスモス2472」という符号が付けられた。
「コバルトM」は高解像度カメラを搭載した軍事偵察衛星で、軌道上から様々な画像を撮影する。撮影された画像データは再突入カプセルに入れられ、ロシア国内に降下し、その後回収される。「コバルトM」シリーズの打ち上げは昨年4月以来、約1年ぶり。
■Космический аппарат, запущенный с космодрома Плесецк, успешно выведен на целевую орбиту
http://www.function.mil.ru/news_page/country/more.htm?id=10561504@egNews
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