【銘柄診断】昭和情報機器は経営合理化が進み収益力アップ、今期は黒字転換へ

2011年6月30日 10:45

  昭和情報機器 <6922> は安値圏での値固めを継続している。業績回復を背景に今2011年12月期は年5円の復配を公表しており、株価が安値圏に位置していることもあって配当利回りは4.5%に達している。期末に一括配当の運びで、期末にかけては配当取り人気に乗り居どころが変わっている可能性が強い。

  今12月期は人員削減などを含む経営合理化に積極的に取り組んでいる。そのため今12月期の売上げ135億2300万円と11%の増益に対し営業利益は3億3200万円(前2010年12月期は4400万円の損失)と利益の好転が著しい。

  主要取引先である印刷業界等が内需の冷え込みから足元の設備投資を抑え、計画段階にある企業が先延ばしにするケースが相次ぎ漢字プリンタが低調だが、そうした外部環境が好転した時点で収益力は様変わりにアップする可能性が強い。下値を固めつつ、状況の好転を待つ展開が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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