【銘柄診断】魚力はグループの仕入れ機能の強みを発揮、今3月期はV字型回復
2011年6月29日 13:58
魚力 <7596> は3月16日の815円と4月6日の833円でダブル底を形成、その後はほぼ一貫した出直りトレンドを描いている。昨年10月から震災前までのもみ合いの中心値1000円大台が手の届くところまできたが、業績のV字型回復を背景に、もみ合い突破への期待が強まりそう。
東日本大震災は、三陸・常磐地方の水産関連業者に甚大な被害を与えただけでなく、原子力発電所の事故による海洋放射能汚染による魚介類への直接及び間接的な風評被害、夏場の電力不足による店舗の営業時間への影響など鮮魚を取り巻く環境は厳しい。だからこそ同社のグループの仕入機能が強みを発揮し、今2012年3月期は営業利益6億円(前2011年3月期比53.7%増)の大幅増益が見込まれている。
世界的な鮮魚の需要の高まりに対応して、米国子会社を中心にグローバルな鮮魚流通を進めており、視点を広げれば成長余地は大きい。新展開入りにチャレンジが有力だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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