【銘柄診断】駅探は最安値から急反発、連続最高純益を見直し直近IPO人気
2011年6月27日 16:08
駅探 <3646> は27日、57円高の2710円と11営業日ぶりに急反発、前週末24日ザラ場につけた上場来安値2649円から底上げした。
6月9日のクロタニコーポレーション <3168> を皮切りに新規株式公開(IPO)が再開され、IPO人気はマチマチとなっているが、駅探の今3月期業績が連続して最高純利益を更新することを見直し直近IPO人気を高め下げ過ぎ訂正買いが再燃した。
同社株は、今年3月3日に公開価格2780円で上場され、初値は5530円でつけ上場来高値5880円まで買い進まれており、初値倍率98%は、今年IPO株中の断トツとなった。
ただ上場後に東日本大震災に直撃されて2800円安値まで急落、3月期決算発表でいったん急落幅の3分の1戻しを達成したものの戻りが鈍いとしてさらに下値を探った。
今期業績は、携帯電話やインターネット向けに公共交通機関などの乗換案内サービスを提供する駅探モバイル事業が、無料サービスから有料サービスにシフトすることや、ASPライセンス・広告事業の続伸などで連続の増収増益を予想、純利益は、4億300万円(前期比7%増)と過去最高を更新、配当も、70円(前期実績60円)に増配する。PERは10倍台、配当利回りは2.5%と割安であり、リバウンド幅拡大をサポートしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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