米ベンチャーがピント合わせ不要のカメラを開発
2011年6月24日 18:31
capra 曰く、
米新興企業Lytroは現地時間6月22日、撮影後にピントの会っている箇所を変更できる新たなデジタル写真技術を開発したと発表した(ITpro、TechCrunch、本家/.)。
この技術は光照射野センサーによって光の方向や色、明暗など全ての光線情報を記録するという。この為、撮影後にピントを自由に変えることができ、また3D画像に加工することも可能とのこと。光を一つの光線と捉えて記録する従来の写真とは異なる技術であり、被写界深度を深くした上で、ある一点だけにピントが合っているかのように加工するのとは異なるものだそうだ。
この技術は1990年代に米スタンフォード大学で実験され始めたそうだが、当時は1部屋に100台ものカメラを設置して実践されていたとのこと。Lytroはこれを小型カメラに搭載するまでに技術を高めたとのことだ。
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