ユニクロの「+J」ブランドが販売終了 今年秋冬コレクションが最後

2011年6月23日 17:20

 ユニクロは23日、高価格ブランド「+J(プラスジェイ)]の販売について、2011年秋冬コレクションが最後になると発表した。2009年10月のデビューから約2年での終了となる。

 「+J]は、世界的なファッションデザイナーのジル・サンダー氏とのコラボレーションブランド。今回、ジル・サンダー氏が代表を務めるコンサルティング会社との間で2009年3月に締結したデザインコンサルティング契約が終了となったため、「+J」コレクションの終了を決定した。

 ジル・サンダー氏とユニクロは、デザインコンサルティング契約の締結により、「未来の開放」というコンセプトに基づき、カジュアルウエアの新しい可能性の扉を開き、「あらゆるお客様に本当に良い服を着る喜び、幸せ、満足を提供する」を実現すべく協業してきた。

 しかし、「2011年秋冬コレクションの制作過程を終え、ジル・サンダー氏、ユニクロ共に、このコラボレーションによる新しい服づくりの可能性は、一旦追求しつくしたとの認識に至った。そのため、両者間のデザインコンサルティング契約を終了する」と同社はコメントしている。

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