【銘柄診断】ソフトクリエイトは今期増額が有力、3か月にわたるもみ離れ狙う
2011年6月22日 10:07
■新展開に挑戦も
ソフトクリエイト <3371> は高値圏で堅調な動きを続けている。震災前の水準にまで引き戻した上でのもみ合い場面で、利食い売りを順調に消化しているパターン。目先筋の売りが一巡した後は再び新展開に挑戦できる態勢にあると言える。
前3月期は営業利益10億1800万円と前々期比13.8%増益を達成したが、今2012年3月期について営業利益10億3900万円と2%増益の慎重な見通しが公表されたことが株価の上値買い進みにストップをかけているようだ。
ただ、これは東日本大震災の影響で案件の先送りや凍結などについてかなりの部分を織り込んだものといえそう。IT関連業界ではEC(電子商取引)市場の拡大を背景にECサイト構築需要の拡大や、景気減速により控えられてきたIT投資に回復の兆しが見られるなど環境は良好。
今3月期後半の見通しがかなり抑え目になっているだけに、期中での増額修正の可能性は強く、株価はそうした好材料の表面化を待っている状態といえる。ほぼ3か月にわたるもみ合いからの上離れが有力視される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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