博報堂DYメディア、オリジナルのファンコミュニティSNSを構築する「Buddy Builder」

2011年6月20日 16:24

 博報堂DYメディアパートナーズは20日、コミュニティ機能を持つオリジナルSNSが開発ができる「Buddy Builder」(バディービルダー)を開発した発表した。ファンとのコミュニケーションなどが行えるコミュニティサイトを短期間で構築できるという。

 同社広報によると、同サービスは雑誌やラジオ番組など既に一定のファンを獲得しているコンテンツホルダーを主な対象として想定したもの。

 システムのみを納品するのではなく、同社がコンサルティングなども行い、案件ごとに独自のコミュニティサイトを構築する。構築したサイトでは、ファンとのコミュニケーションやファン同士のコミュニケーションの活性化、新コンテンツ・商品開発へのフィードバックが期待できるとしている。

 コミュニティサイトの構築では、フェイスブック(facebook)のFacebookページといった選択肢もあるが、既存サービスでは仕様に縛られて機能が制限されるため、個性を出すためにオリジナルサイトを構築することを望むコンテンツホルダーの声が多数あったという。

 定価は設定していないが、平均的な受注額としては1,000万円前後を見込む。

 テンプレートで利用できるコミュニティ機能としては、マイページ、プロフィール、フレンド管理、アルバム、日記、コミュニティメッセージ、あしあと、お気に入り、アクセスランキングなど、SNSの主要な機能が用意されている。

 外部アカウントとの連携機能も備えており、ツイッター(Twitter)、フェイスブック(facebook)、ミクシィ(mixi)、主要ブログに対応し、記事の取得と送信が行える。

 また、広告支援機能として博報堂DYグループが所有するアドネットワークと連携できる。サイトに集まるファンの属性情報などを活用したSNS内でのバナー広告掲載、商品サンプリングなど、他広告主を対象とする広告メディア化によるビジネスモデル構築にも対応しているという。

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