消防庁まとめ 16日での避難生活者14万人超

2011年6月20日 11:00

 警察庁緊急災害警備本部が17日現在でまとめた東日本大震災とその後の余震による死者は宮城県の9245人をはじめとして岩手県の4545人など、総数で1万5451人にのぼっている。また、行方不明者は7692人、負傷者は5386人になっていた。

 一方、消防庁が16日午前11時現在でまとめた各都道府県から寄せられた避難者数によると、岩手県が1万9728人、宮城県が2万5771人、福島県が9万7183人、長野県1人と14万2683人にのぼっており、福島県では9万7183人のうち3万9431人については避難先が把握できていないとしている。

 警察庁発表では震災による避難者は8万人台にまで減少していたが、これは避難者が親戚や個人宅に身を寄せているケースについて、避難者数に含めていなかったことによる。このため、今回から消防庁のデータを報道していきます。(編集担当:福角やすえ)

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