15歳の高校生、ActiveStateに自身が立ち上げたスタートアップ企業を売却
2011年6月16日 18:21
danceman 曰く、
米国シアトルにある高校に通うDaniil Kulchenkoは、15歳にして自身が立ち上げたスタートアップ企業Phenonaを、ActivePerlなどで知られるActiveState社に売却したそうだ(本家/.、GeekWire記事)。PhenonaはPerl開発者向けのクラウドサービスを提供しているが、ActiveStateも同様のサービス「Stackato」を発表しており、Phenonaの買収により同サービスの強化を図る狙いのようだ。
売却金額は明らかにされていないものの、若くして何とも羨ましい話である。なんとKulchenko氏は6歳の時にHTMLを覚え、11歳で既にフリーランスのLinux管理者となっていた。彼が契約社員として働いていた時のことだが、PerlのWebアプリケーションをクラウドに連携させることが困難であり要求を満たすようなサービスがなかったことから、クラウドベースのコンピューティング企業Phenonaを立ち上げることになったのだという。
ActiveStateのCEO Bart Copeland氏によれば、Phenonaを買収したことによりクラウドコンピューティングへの早期参入が期待できるのだという。またKulchenko氏はまだ学生であることから、まずはパートタイムでActiveStateで働く予定であるとのこと。
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