原発事故 避難対象牛の7割 移動終える
2011年6月15日 11:00
福島県は東京電力福島第一原発事故に伴う計画的避難区域内の家畜について、計画的な移動をすすめており、牛の移動については避難対象頭数9300頭あまりのうち、7割に相当する6806頭について移動を終えた(9日現在)。
福島県では「避難移動の完了時期がいつになるとは言えませんが、残りについても順次、移動をすすめており、移動できると思います」と話している。
福島県では計画的避難区域内の牛については一時避難の措置や出荷、セリ市にかけるなどの選択を畜産農家にすすめてきた。臨時のセリ市もこれまでに2回開いており、今週金曜日(17日)に3回目のセリ市が予定されている。(編集担当:福角忠夫)