引き続き大きな余震発生の恐れ 地震調査委
2011年6月13日 11:00
政府の地震調査推進研究本部地震調査委員会は9日、「3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の余震域では活発な地震活動が見られる」とするとともに「引き続き規模の大きな余震が発生する恐れがあり、強い揺れや高い津波に見舞われる可能性がある」と今後も大きな余震や津波に注意をする必要を呼びかけた。
委員会は「引き続き東北地方から関東・中部地方の広い範囲で、余効変動と考えられる東向きの地殻変動が観測されている」としている。
また気象庁も「M7以上の余震が発生する可能性は低くなってきた」としているものの「まれに大きな余震が発生することもある」として沿岸域や陸域での注意を呼びかけている。(編集担当:福角忠夫)