被災地4県9箇所に雨量観測所設置し観測強化
2011年6月10日 12:00
気象庁は大震災による地盤沈下や地盤のゆるみが発生している地域では雨による土砂災害や洪水が発生する危険が高いことから、岩手、宮城、福島、茨城の4県の9箇所に臨時の雨量観測所を設置し、観測体制を強化して被災地に的確、迅速な情報提供ができるよう14日から観測を始める。
設置するのは岩手で陸前高田市はじめ小槌、刈屋の3箇所。宮城では桃生と東松島、岩沼の3箇所。福島は新地と古殿の2箇所、茨城は高萩に設置する。
観測装置はバッテリーとソーラーパネルを併用して電源を確保。リアルタイムで気象庁に雨量のデータを送信する。(編集担当:福角忠夫)