古川聡宇宙飛行士を乗せたソユーズTMA-02M、ISSとドッキング

2011年6月10日 11:15

　6月8日に打ち上げられたソユーズ有人宇宙船「ソユーズTMA-02M」は、アメリカ東部夏時間6月9日17時18分（日本時間6月10日6時18分）、国際宇宙ステーション（ISS）のロシアの小型研究モジュール1 「ラスビェット（Rassvet）」とのドッキングに成功した。

　リークチェックなどが行われた後、ハッチはドッキングの約3時間後に開けられ、第28次/第29次長期滞在クルーのセルゲイ・ヴォルコフ宇宙飛行士、マイケル・フォッサム宇宙飛行士、古川聡宇宙飛行士の3人がISSに入り、既にISSに滞在している長期滞在クルーらの歓迎を受けた。

　日本人宇宙飛行士がISSで長期滞在するのは若田光一宇宙飛行士と野口聡一宇宙飛行士に続き3人目で、古川聡宇宙飛行士らは2011年11月まで長期滞在し、ISSの維持及び様々な実験など行う予定となっている。

　写真＝ＮＡＳＡ。