マツダ、新型「デミオ」:HV並みの低燃費を実現
2011年6月9日 18:47
マツダは9日、小型車「デミオ」をマイナーチェンジして30日から発売すると発表した。新グレードの「13-SKYACTIV(13-スカイアクティブ)」には、新開発の低燃費エンジン「SKYACTIV-G 1.3(スカイアクティブ ジー 1.3)」を初めて搭載している。価格は114万9,000円~162万1,750円。
デミオとして初採用となるアイドリングストップ機構「i-stop(アイ・ストップ)」を搭載。新型エンジンとの組み合わせで、燃費性能は1リットル当たり30キロメートルというハイブリッド車(HV)並みの低燃費を誇る。
13-SKYACTIVには、燃費の良い運転をサポートする新機能「インテリジェント・ドライブ・マスター(i-DM)」も採用しており、メーター内のディスプレイにドライバーの運転操作の状態をリアルタイムに表示するほか、走行後に運転操作に対するスコアとアドバイスが表示される。
デザイン面では、マツダの共通デザインである5ポイントグリルの新しいファミリーフェイスを採用し、フロントデザインのスポーティさを強調している。内装では、シートなどのデザインを変更し、質感の向上を図った。
新開発エンジン「SKYACTIV-G 1.3」を含む環境技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」のPR役にはインテル・ミラノに所属し、サッカー日本代表の長友佑都選手を起用。10日から長友選手が出演するCMを放映する。
CM第一弾の『技術を磨け』編では、試合後にもかかわらず、今日のプレーが気になって再びボールを触り努力する長友選手と開発に挑むマツダのエンジニアたちをシンクロさせながら、世界に誇れる技術を磨きさらなる高みを目指す決意を表現したという。