首都高速道路、タイのバンコクに初の海外拠点を設置
2011年6月9日 14:11
首都高速道路は8日、国際貢献と国際業務をさらに強力に推進するために、初の海外駐在員事務所を、タイの首都バンコクに開設すると発表した。7月20日に現地で開所式を実施する予定。
同社は、バンコクに約30年前からJICA専門家を派遣し、都市内高速道路技術の技術移転を実施するなど、実績を積んできた。また、一昨年度に、同社初の海外コンサルタント業務となる「橋梁維持管理計画策定調査(チャオプラヤ川架橋)」を受注。昨年4月には、タイ高速道路公社(EXAT)との技術協力に関する覚書を締結するなど、バンコクの都市内高速道路に係わる国際貢献等に長く携わってきた。
今回初の海外拠点を設けることにより、さらなる人的交流や技術協力を推進し、国際業務の強化を図っていく方針。
なお、同社は、インドネシアの首都ジャカルタにおいても、現在、駐在員事務所の設置に向け手続き中であり、今月末の開設を目指している。