幅広く協力頂ける体制が望ましい 枝野官房長官
2011年6月7日 11:00
枝野幸男官房長官は6日の記者会見で「震災への対応、原発事故への対応については、特に被災者のみなさんから強く求められているスピード感をもった対応を進めるためには、国会において幅広く協力を頂ける体制が望ましい」と語り、自民との大連合を歓迎する意向を語った。
枝野官房長官は、そのうえで「(そうした体制づくりへ)党の方でしっかり対応頂けるものと思っている」とした。
また、菅直人総理が震災対応と原発事故対応で一定の目途が立ったとき勇退する旨を民主党代議士会で語ったのを受けての記者団の質問に、枝野官房長官は「震災対応も原発対応も日々動いている。菅内閣として一定の目途をできる限りしっかり、早くつけるよう全力をあげている」とし、一定の目途については「常識の範囲内で、みなさん共有できると思っている」と語った。大連合の動きが活発化すれば、その時期は総理にとっての「一定の目途」をこえて、前倒しさせられることになりそうだ。(編集担当:福角忠夫)