5月の新車販売、「ワゴンR」が2年ぶり首位:プリウスは6位に後退

2011年6月6日 15:18

 自動車業界団体が6日発表した5月の車名別新車販売台数によると、スズキの軽自動車「ワゴンR」が1万1,186台で2009年5月以来2年ぶりの首位となった。

 2位はダイハツ工業の軽自動車「ムーブ」で、前年同月比6.6%増の9,402台。09年6月以降はトヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」とホンダの小型車「フィット」のいずれかが首位を占めていたが、フィットは同21.3%減の9,354台で3位に後退、プリウスは同76.1%減の6,491台と6位にまで落ち込んだ。

 東日本大震災後は各社ともサプライチェーン断絶によって部品調達が困難となったが、スズキはトヨタやホンダなどと比較して影響が小さかったと見られる。

 4位はダイハツの軽自動車「タント」で同31.4%減の9,267台、5位はトヨタの小型車「ヴィッツ」で14.5%減の7,867台だった。

 5月の車名別新車販売台数は、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した。上位10車のランキングは以下の通り。

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