【銘柄診断】三栄建築設計は30日に今通期業績を発表
2011年5月31日 14:56
■増収増益で最高益更新を見込むことから株価の見直しが予想される
戸建住宅の三栄建築設計 <3228> は震災後は低調な展開が続いている。今2011年8月期中間決算は売上164億円(前年同期比37%増)、営業利益23億7400万円(同17%増)の好調な決算だった。見直し人気を集めておかしくない数字である。
今通期業績予想については、震災の影響により見通し難として新たに未定とていたが、昨日30日に通期業績予想を発表した。売上高37,008百万円(前期比22.8%増)、営業利益5,142百万円(同8.6%増)、経常利益4,827百万円(同8.0%増)、純利益2,697百万円(同16.7%増)と増収増益で最高益更新を見込む。
低金利の継続・政府の経済対策による住宅ローン減税の効果・住宅版エコポイント制度の政策支援等により、注文住宅や分譲住宅に対する需要は旺盛で、同社を取り巻く環境は決して悪くない。しかも大震災をきっかけに消費者の耐震住宅指向の流れが強まっており、木造建築でなおかつ高い耐震・耐久性を持つサンファースト工法を手掛ける同社の活躍余地は大きい。今8月期も増収増益が発表されたことから、今後の株価見直しが期待できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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